プロ棋士の思考術 依田紀基著 PHP新書 [上達のヒント]
本書は囲碁の先生の本だ。このブログでは将棋のことを書くことが多いが、囲碁もちょっと好きだ。
依田さんは現在無冠ながら、いつも注目している。本書はその応援したい気持ちと立ち読みでは面白すぎで買った。
デジタル速音聴のセミナーに行ってきました。 [上達のヒント]
あまり知られていませんが、すごいソフトがあります。
そのソフトは「デジタル速音聴」と言います。
私自身は活用しておらず、長女の受験の時に使用しただけでした。
今度長男が使用するにあたって、改めてこのソフトをしっかり使おうかと思い、6月29日の東京セミナーに参加しました。
月末近くの日曜日、しかも雨降りセミナーに来るような人は、意欲的な人が多いものです。
実際にあっという間にセミナー時間は過ぎていきました。
セミナー講師の国枝先生もとても素晴らしい方で楽しかったです。
スピード社の水着で思うこと [上達のヒント]
先日、産経新聞のインタビューでレーザーレーサーを開発した責任者の記事が載っていた。
記事のポイントは
1.スピード社は1928年の創業以来、水着の開発一筋に歩んでおり、創業時から早く泳げる水着にこだわっている。
2.競泳用の水着開発には、従来の発想にとらわれず開発するのが、当社の遺伝子である。
3.LRの開発に着手したのは05年05月、トップスイマー、NASA他多くの研究機関で実験を繰り返し、費用も数百万ポンドを使用した。
4.スピード社はすでに2012年のロンドン五輪を目指して、新しい水着開発に着手している。
図解主義! J・サター著 インデックスコミュケーションズ [上達のヒント]
図解関係の本も相当読んだけど、これからという人にはこの本がいいかな。
若い人にはちょっととっつきにくく感じるかもしれない。
でもへんな図解本をよむくらいなら、このシンプルな本を選ぼう。
図解を手持ちの考具にできる可能性が出てくる。
江上剛氏と竹内薫氏 [上達のヒント]
成功するのに目標はいらない・・・かもね [上達のヒント]
この本はかなり前に立ち読みしただけだったが、ずっと残っていた。改めて、買って読んでみるとすごくよかった。
「仕事を加速する技術」 梅津信幸著 [上達のヒント]
非常に参考になった。あえて言わせていただくと「超整理法」バージョン2とも読んでいい内容だ。「超」整理法(野口悠紀雄著)の読者や「超」整理手帳のユーザーは参考になることが多いのではないか。
本書の著者である梅津氏も5年来「超」整理手帳のユーザーだ。(P215)
プロ相場師の思考術 高田智也著 PHP新書 [上達のヒント]
私の親しい友人にプロの相場師がいる。以前、資金の運用について、彼に相談したとき、じゃこれを読んでほしいとある本のコピーをくれた。その本が何だったのかは忘れたが、彼が非常に厳しい世界に身を置いていることがわかって、イージーに相場の話はできないなあと思ったことを覚えている。
今回の本は立ち読みして、結構響くものがあったので、買う前にその友人に電話をしてみたら、「共感するところが多い」と言われたので、買うことにした。
ブラインドプッシュの技術 1 [上達のヒント]
高校生の頃から、4色ボールペンを愛用してきた。今もゼブラの4色ボールペンはグリップホルダーがないが、同じデザインで売っているのだから愛用者が多いのだろう。
現在も私は4色ボールペンの愛用者だ。ただし今は、(ゼブラの)クリップオンマルチに変っている。
私同様、多色ボールペンを使っている方々にお伝えしたい技術がある。
当事者になる 2 [上達のヒント]
ずっと昔銀行に勤めていた。
当時はまだ預金を集めるのが行員の至上の使命だった。
今から考えると「いつのこと?」と言わそうだ。
たくさんの種類があり、(新人の私には)覚えるのが難儀だった。
そこで、自分が出来る預金種類をほとんどやってみた。
期日指定定期預金とか。このころは1年で5.5%!!
全部やっても良いけど、ダブっても仕方ない。
それで、自分のお金がたまっていくなかで、
商品を覚えることが出来た。
またお客様にも説明しやすかった。
自然と説得力も上がったのではないかな。
自分をできるだけ当事者に追い込むことも
このような場合は有効だったとここに書いてて思い出した。
当事者になる 1 [上達のヒント]
明日のNHK将棋トーナメントは羽生さんと谷川さんの対戦がある。
解説も中原誠氏と超一流ずくしである。
この対局に限らず、解説はいつも後追いが8割になると思う。
プロだから、定跡をふまえ、さらにその手の意味を解説する。
しかし、対局者の指す手を周囲が当てることはかなり困難だ。
どうも盤上の対局者と解説者、観戦者には見えるものが全然違うようだ。
これは経営者と税理士やコンサルタントの場合に言えるときがある。
視点の違いはもちろんあるだろう。
しかし、本当のところは「本気で先を読む」ことの深さだろう。
そしてそれは当事者意識の有無になる。
私だってもし「あなただったら、本当にそうするのか」と言われたなら
「もちろんそうする」と完全には言い切れない時もある。
成功の確率がどんなに高くても
実際やってみないとわからないこともも多いし、
どんな良い作戦、アイデアであっても、時期やタイミング、段取りを
はずせば失敗する。
最後は当事者=実行者でないとわからない。
当事者意識を幅広く持っていない私は
世の中の大部分、問題の本質を
知らずに、あるいは知ったふりをして
放置しているなあ。
ニクラウスの父と師 [上達のヒント]
日経新聞「私の履歴書」ではジャック・ニクラウスの履歴がつづられている。
2月3日は父親についての回想だった。
父親はジャックに特定のスポーツの技量やトレーニングではなく
根本のスポーツマンシップをたたき込んだ。
2月4日はコーチについての回想だった。
このコーチについては副題に「生涯の師」とあるくらいだから
全幅の信頼を置いているのだろう。
父親もコーチも現在のコーチング理論をそのまま実践していたかのようだ。
「私を励まし、自信を与え、友人のように接してくれた。
悩み、振り返ったとき、そこにはいつもグラウトの柔和な微笑みがあった。
いつでも、どんな時でもゴルフをすることが楽しいことなのだと教えてくれた。」
「楽しい」ということは(普通は)教えられない。
この弟子にしてこの師あり。
『栴檀は双葉より芳し』
偉大なゴルファーは幼少から違うが、
やはり父親とコーチという偉大な師がいたことがわかった。
A級順位戦結果 谷川さん勝利! [上達のヒント]
一応昨日の結果を書いておくと、
羽生さんも谷川さんも勝利したので、名人挑戦権はこの二人に絞られた。
最終で二人とも勝つ、または負けるとプレーオフになり、どちらかだけが勝てば
勝った方が、挑戦できる。
個人的には谷川さんが勝って、名人挑戦者になり、名人になる。
そして来年羽生さんの挑戦を受けて、今度は羽生さんが名人になる。
羽生さんは名人4期で、あと1期もてば、永世名人になる。
谷川さんが永世名人になったとき、羽生さんだった。
今度は谷川さんが、羽生さんを永世名人にする番かもしれない。
このことは10月頃にも書いていた。
いずれにしても雌雄を決する日は3月3日
「将棋界の一番長い日」はNHKで放映される。
継続はカなり 大変 [上達のヒント]
息子はテニスのスクールに通っていたが、
12月は足を負傷したことにより、ずっと休んでいた。
1月になり足も治り、さて復帰という段になり、行きたくないという話になった。
来週から行くと言う。
なぜ今日行かないのか、聞いてもはっきり答えない。
ずっと続けていたものを中断し、改めて続けることは、結構心の負担が大きい。
もちろん私にも経験がある。
家内もずっとトレーニングに通っていたが、病気等何かの都合で休むと
再開することにはものすごくエネルギーが必要だった。
さて息子だがここで本人の言い分を聞いて、はいそうですか、という親父ではない。
本人はもうやめると言う。
負け癖、やめ癖をつけてしまうのはこんなとき、と勝手に判断し
このままやめるなら、自分でスクールに行って辞める旨をつたえるべく話した。
それが相当嫌らしく結局は通常通り練習をしてきた。
終了後聞いてみると元通りにやっており、
上記のようなトラブルなど全くなかったことのように彼は振る舞っている。
子供はそのときそのときの感情に流されてしまうときがある。
それを見据えて、ケーゾクさせるのはカナリタイヘンなときもあろう。
しかし親には「子供が花を咲かせたときの喜び」を見せてもらえる
ごほうびがついてくる(かもしれない)。
けーぞくには本人はもちろんだが、周りのそういう協力も見逃せないものがあると思う。
プロフェッショナルの条件2 [上達のヒント]
「プロフェッショナルの条件」 ダイヤモンド社 はいわずとしれたドラッカーの名著だ。
私も自分の参考書の1冊にしている。
この本を読めば、自己啓発の(基本の)9割以上の本は
読まなくともいいとも常々言っているくらいだ。
いたずらにたくさん読まずに
この本を何度も読んだ方がよいと子供にも話している。
今晩放送される「情熱大陸」を朝から楽しみにしていた。
心臓外科医の南和友氏がでるからだ。
彼は超一流の医師だ。それは日頃のカラダのメンテナンスからもわかる。
数時間も立って行い、かつ極度の緊張を強いられる手術には
強靱な精神力と共に肉体も必要だ。
彼はジムに通い、自己の体の管理をしていた。
これほど肉体を鍛えている心臓外科医はなかなかいないだろう。
以前読んだ「ゴルゴ13」(TMD幻影」)に次のようなセリフがあり、
自分の手帳の基軸デザイン欄に記入してある。
ゴルゴは、「どうしてそこまでやるのか」と問われて
「俺はただ依頼者が絶対的に求める技量と価値観を
身につけるように心がけているだけだ・・・・」
と(当然のように)答えている。
彼のような心がけを(淡々と)日々の実行に落とすのが
プロの基本姿勢だし、かくありたいと強く思う。
「プレゼンテーションの極意」 川崎和男著 ソフトバンクパブリッシング [上達のヒント]
この本は尊敬する方の娘さんの情報から知った本だ。
立ち読みしたときは気にはなったが、買うまではないと思った。
しかしだんだん買いたいという気持ちがこみ上げてきて、仕事が終わった後、
すぐに買いに行き、帰りの電車で読了した。
そしてまた再読してしまった。
講義録を入力する必要があり、
パワーポイントでいれようかと思っていたが、これを読んで少し気が変わった。
というか、パワーポイントを使うとか使わないとか以前に
「何をどのように伝えるかという本質的な部分」の検討を十分にしなくはいけない
ということに行き着いた。
またここまで言われたら、何が何でもパワポを使用しないで
いいものを作ろうと感じた(が実際には使うだろう、ほかにソフトがないから)。
(氏の推薦のキーノートはマックしかないようだ。)
実際、ある程度プレゼン(のテンプレート)を見慣れると
そこら中(パワポの)テンプレートだらけということに気づく。
そしていかにイージーに作れるかということも知っている分、
イージーな出来映えが(自分のことのように)よくわかり恥ずかしい気さえする。
良い本を紹介していただき、感謝したい。そして一読をお勧めしたい。
脱皮できないタガメは死ぬ。 [上達のヒント]
田んぼの王者タガメが絶滅の危機にあるらしい。
タガメは一生に5回脱皮するという。しかし中には脱皮できずに死んでしまうタガメがいる。
脱皮できなければ死ぬとはすごいことだ。命がけだ。
人は肉体的には脱皮しないが、精神的には必要なことだろう。
だから人生を変える冊にも出会った人は幸運だ。
自分で自分にストレッチをかけて絶えず脱皮している人がプロフェッショナルになる。
テニスを久しぶりにやりました [上達のヒント]
今日はひさしぶりに長男とテニスをやりました。
中一の長男は学校に硬式テニスクラブがないため、市内のテニスクラブに通っています。
最近自分の上達ぶりが気になるということと、シングルスの大会を申し込んだせいか、私とテニスをする気になったわけです。やる前は結構私と良い線ぐらいにできるつもりでいたのでしょう。
試合の後、欠点を中心に練習をしたところ、みるみるうちに修正してきました。
一旦自分の弱点に気づくとその修正がすぐできるのは若者のいいところですね。
年をとるとなかなか修正は効かないものです。この状態で再試合していれば、結構良い試合になったかもしれません。
しかし所詮練習でてきても試合でできるか、というのは全く別の話です。それは知っていることとできることの間に大きな隔たりがあることとのようなものです。
帰宅後、食事をしながら、今日撮影したビデオを見ました。彼は自分のサーブのフォームなどを見ながら自分を再確認していたようです。口でいくら言ってもわかってくれないことも、このように見せてやれば、すぐにわかってくれるのですね。そのような機会をこれからも作ってあげたいと思います。