ニクラウスの父と師 [上達のヒント]
日経新聞「私の履歴書」ではジャック・ニクラウスの履歴がつづられている。
2月3日は父親についての回想だった。
父親はジャックに特定のスポーツの技量やトレーニングではなく
根本のスポーツマンシップをたたき込んだ。
2月4日はコーチについての回想だった。
このコーチについては副題に「生涯の師」とあるくらいだから
全幅の信頼を置いているのだろう。
父親もコーチも現在のコーチング理論をそのまま実践していたかのようだ。
「私を励まし、自信を与え、友人のように接してくれた。
悩み、振り返ったとき、そこにはいつもグラウトの柔和な微笑みがあった。
いつでも、どんな時でもゴルフをすることが楽しいことなのだと教えてくれた。」
「楽しい」ということは(普通は)教えられない。
この弟子にしてこの師あり。
『栴檀は双葉より芳し』
偉大なゴルファーは幼少から違うが、
やはり父親とコーチという偉大な師がいたことがわかった。
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