図解主義! J・サター著 インデックスコミュケーションズ [上達のヒント]
図解関係の本も相当読んだけど、これからという人にはこの本がいいかな。
若い人にはちょっととっつきにくく感じるかもしれない。
でもへんな図解本をよむくらいなら、このシンプルな本を選ぼう。
図解を手持ちの考具にできる可能性が出てくる。
著者は日経アソシエの連載でもおなじみの国際弁護士サター先生だ。
そういう関係で、この本の事例はほとんどがビジネス関係だ。
私などには良いが、もっと幅広い事例があればなお多くの読者を獲得したことだろう。
それにしても、この本は図解を極限までシンプルにして、説明している。
よって、見ただけでわかる図解になっている。最近の図解本はさっぱりわからない。
よくわかる図解本は心象図のように、1秒以内でわかる。複雑なものでも3秒以内でわからないものは、もっと改善する点が見つかるはずだ。
ポイントをズバリ図解で説明できる。それが一流だ。
この機会に本書で図解の本質をつかまえてほしい。
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