脳が冴える15の習慣 築山節著 生活人新書 [上達のヒント]
この本は脳が冴える15個の習慣を具体的に身に付けるための方法を丁寧に教えてくれます。
そして実際に行うことができる具体例まで書いてくれているので、納得できたら即日実行に移せます。
脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)
- 作者: 築山 節
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2006/11
- メディア: 新書
薄い本ですが、たくさんの示唆が得られ、納得することが多いです。私が買って読もうと思った(立ち読みしてひっかかった)部分は以下のところです。
P64 「面倒くささ」に耐える力
●毎日自分を小さく律することが、大きな困難にも負けない耐性を育てる。
小さな雑用を毎日積極的に片付けていると、その程度のことなら面倒くさいとは感じなくってきます。~そうやって脳の体力を高めることから始めていくと、無理なく、問題解決能力が高い人になっていきます。
P189 いちばんできない生徒になる
時にはダメな自分を見せるということが、意欲を高めるために有効です。~いつも完璧な自分ばかり見せようとしていると、小さな成果では周りの人も評価しにくいし、自分でも認めにくい。
面倒くささに耐える力は自分はもちろんですが、とくに子供に身に付けて欲しいと思う習慣です。
面倒くさいことを改善して、少しでも省略できるようなやり方を考えていくことももちろん大事です。しかし、好むと好まないとに関わらず、面倒くさいことはいつもやってきます。そのときに構えができているか、できていないかは大きく将来に影響してくると思います。
「メンド~クセ~」と、一瞬思っても、もう足は動いている、そういう人になって欲しいと願っています。
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