成功したければ目標は立てるな 後藤勇人著 [上達のヒント]
理念づくりや理念成文化のお手伝いをしているので、本書が目に入ってきたと思っています。
本書では、監修の横内さんが社員教育に頭を悩めていたときに、理念不在に気づいて、理念制定した話が載っています。(P77)
理念らしくない理念を見かけることが多い中で、さすがに横内さんの会社は生きた理念と言えます。(その理念については本書参照)
論語とソロバンの例えから、「理念」と「収益」の話が載っています。ここでのポイントは「理念だけでは、現実にやるべき行動が見えてこない」(P187)ということでしょう。どうしても、理念で飯は食えないという話が聞こえてきます。はっきり言いますが、理念は飯を食う道具ではなく、目的だからです。
このほかにも役に立つ話が多いので、今年の八ヶ岳IST参加者には事前に読んできてもらおうかなとも思っています。
成功したければ目標は立てるな―「世界一の教え」富と強運をつかむ36のセオリー
- 作者: 後藤 勇人
- 出版社/メーカー: 大和出版
- 発売日: 2009/06
- メディア: 単行本
徹底的に問題の深掘りをして、迅速な行動を起こせ。
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