身体感覚で「論語」を読みなおす 安田登著 [上達のヒント]
なかなかこういう本はない。
帯に松岡正剛さんの推薦があったから、チェックしたけれど普通なら通過していたかもしれない。
確かに孔子の生きていた時代の漢字で読んだ場合とそうでない場合には解釈が違ってくる。漢字しかないんだし。
四十にして惑わずの「惑」の漢字がその時代にはなかったら、じゃあどんな意味になるんだろうって思うでしょ。
そして、身体感覚、これがいいんだなあ。多かれ少なかれ、クリエイティブな仕事をしている人、例えば絵本作家さんも持っていそうな気がする。
身体感覚については、斎藤孝さんも本を数冊書いているので、合わせて読んでみるのもおもしろいかもしれない。
アマゾンにはまだ書評がないようだが、早晩☆がたくさんつくのは間違いない。
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