ビジネスの発想法 木村剛 [問題解決につながる]
私のように眼が悪い人には文字が大きくてありがたかった。まえに紹介した経営の才覚 ― 創業期に必ず直面する試練と解決 と合わせて読まれるといいだろう。
「買っていただくまでの道のりは長い」とあったが、まさに今の時代は実感だろう。
木村氏は自社で以下の3Sを毎朝唱和することをお願いしているそうです。
1.いかなるときもスピード(Speed)を重視すること
2.言い訳でなくソリューション(Solution)を示すこと
3.お客様と同僚をサティスファイド(Satisfied)させること
3番は本書を読まれるとなおいいでしょう。
検討しても検討しても答えが見つからないのがビジネスの本質。
かまやんさんが「経営の才覚」と合わせて読むのがよいと言われるのは、全く同感です!
この本は経営者(中小企業の経営者、大手企業のサラリーマン社長)、個人事業主、サラリーマンだが起業を志している人には必ず読んで欲しい本です!勿論、起業など考えが及ばない方でも、読んで頂きたい良書です。
わたしはもう企業経営から引退した身ですが、この本に書いてあることはほぼ全て実体験してきました。
著者が大学卒業後に勤めた組織が潰れるのは日本の国家か潰れる時というような超エリート組織に属しながらも、その道を捨て、敢えて、困難が待ち構えている起業家の道を歩んで来られたので、起業後の彼の人生は強烈な体験だったことは、想像がつきます。
かまやんさんを個人的にご存じの方は、是非、ご一読ください。
by ひろ (2010-03-21 12:38)
コメントありがとうございます。
木村さんが「俺は愚かだ」と言っていることがすごいとおもいました。なかなかプライドが邪魔してそうは言えません。
彼の「覚悟」を強く感じた次第です。
by かまやん (2010-03-21 22:47)