未踏峰 笹本稜平著 祥伝社 [未来のために]
ストーリーとしては、たまたまある山小屋で働くことになったそれぞれに問題を抱えた3人が、Pさんという数奇な運命を生きた人に出会って、自分の人生の再生に取り組むというものです。
なにかの新聞の書評で目にして、図書館に予約を入れ、忘れた頃、到着メールが来て、読みました。読む頃にはなんでこの本予約したんだろう?と思っていましたが・・・しかし読んでとてもよかったです。
はじめの方に出てくる一節を引用させていただきます。
「可能性とは、あらかじめ与えられているものではなく、与えられた条件のなかで全力で行動することによって創造するものだ」
この言葉などはそのまま現在の企業経営に対しても言えることだと思います。
年末の忙しい時期だからこそ、時間を見つけて良い本を読みたいものです。
仕事の中にはたくさんの未踏峰が眠っている。
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