日本掌編小説秀作選 大西巨人 [私のお気に入り]
この本は初版が昭和56年なので、私が大学生の頃に買ったものだ。大西巨人の神聖喜劇5巻を苦労して読んだあとに買ったのだろう。
ときどき思い出したように読みたくなる。今回は文藝春秋12月号で佐藤優氏が葉山嘉樹の「セメント樽の中の手紙」を推薦されていて、これが秀作選にあったことを思い出して、また読んでみた。
私の手持ちは新書版だが、今は文庫になっている。良い本なので、新しくでで欲しいと思っている。
再び文藝春秋12月号で、立花氏が現在読んでいる本に私も注目していたので、嬉しかった。その本とは・・・
- 作者: メアリアン・ウルフ
- 出版社/メーカー: インターシフト
- 発売日: 2008/10/02
- メディア: ハードカバー
氏の紹介によるP162、164によれば
「読み聞かせが脳の発達にとって非常に重要だ~人間にはもともと読書をするという遺伝子は備わっていない。だから、文字を読む、本を読むための脳回路は親と教師が育てる必要がある。」
これはかなり重要な知見です。また
「人間がどの言語世界で育って文字を読んでいるかで、脳が全然違ってくる」ということです。これは今読んでいるところの
ともつながってきて、ますますおもしろくなります。
かやまんさんやっぱり読んでましたね「ブルースとイカ」、数日前、私が買ったのはちょっと長女見せた途端取られてしましました。
by ひろ (2008-11-18 21:26)