「カルビーお客様相談室」 クレーム客をファンに変える仕組み [経営に役立つ]
HARD THINGS(続き)3 [経営に役立つ]
HARD THINGS(続き)2 [経営に役立つ]
著者は平時のCEOと戦時のCEOについて述べている。
「多くの経営書は平時のCEOの経営技術にほとんどのページを割いており、戦時についてはほとんど言及されない。」
「戦時には社員が任務を死守し、厳格に遂行できるかどうかに会社の生き残りがかかることになる。」
「平時のCEOは企業文化の育成に務める。
戦時のCEOは生き残りを賭けた闘争に自ら企業文化をつくらせる。」
「戦時のCEOは突発的非常事態に対応するプランを用意する。」
「平時のCEOは市場全体の拡大を図る。
戦時のCEOは、なにがなんでも市場シェアを獲得しようと考える。」
「戦時のCEOにはそもそも市場で1位や2位になっているような事業がないので、そんな贅沢なルールに従う余裕はない。」
「コンサルタントが書く経営書のほとんどは、成功した企業の平時の経営スタイルの研究を基にしていることに注意しなければならない。」
HARD THINGS 答えがない難問と困難にきみはどう立ち向かうか [経営に役立つ]
行動経済学まんが ヘンテコノミクス [経営に役立つ]
影響力の武器 戦略編 [経営に役立つ]
あなたの会社が理不尽な理由 経営学者の読み方 [経営に役立つ]
御社はまだまだ銀行からおカネを借りられますよ! [経営に役立つ]
社長! 御社は銀行からまだまだおカネを借りられますよ! ―――破たん懸念先でも融資を受けて再生する方法
- 作者: 村上 浩
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/09/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
マンガでやさしくわかるU理論 [経営に役立つ]
リスクの神様 TV [経営に役立つ]
社員100人までの会社の「社長の仕事」 [経営に役立つ]
古田土先生が新刊がでました。私は毎月1回古田土先生のセミナーにでています。
経営者、経営幹部に向けての会計の基本を伝える内容です。受講者から見ると、本書はこのセミナーを下敷きにしているような感じです。本書を読めばセミナー受講に近い効果が得られるでしょう。
それはさておき、日本でも有数の会計事務所の、また黒字を創り出している社長の話ですから、大いに学ぶべきです。内容もわかりやすく書いてあり、経営者は間違っても、簿記の本などに手を出さず、本書のみで学ぶことを勧めます。一倉先生ほかたくさんのノウハウがまとまっていますので、お得ですし、一貫して勉強できます。
外資系エグゼクティブの逆転思考マネジメント [経営に役立つ]
会社を元気にする51の「仕組み」 [経営に役立つ]
経営幹部養成学校 高山信彦著 [経営に役立つ]
高山さんの新刊なので、ためらわず購入しました。
実際に高山さんの経営塾には参加出来ない(できなかった人、私も含めて)人のためにありがたい本です。
本当に重要な考え方が掲示されています。
特に重要な6冊についてはやはり読んでおく必要があるでしょう。
経営幹部養成学校―――エリートリーダーは経営学を使って会社を動かす
- 作者: 高山信彦
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/05/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
しつもん仕事術 松田充弘著 [経営に役立つ]
6/29にしつもん読書会をやりました。
これはマツダミヒロさんの著書をもとに、ワークシートを使って、読書するというものです。
参加者は5名で、楽しく進行できました。
私はファシリテーターなので、基本的には参加しないのですが、ワークシートも用意し、参加と同じ気分でおりました。
同じ質問であっても、相手、場所、タイミングによって、まったく違う効果なので、しつもんにフォーカスするより、むしろその狙い、背景に注意することが大事だと感じました。
今日の魔法のしつもん
あなたが行動を起こすとき、どんなタイミングが一番いいですか?
星野リゾートの教科書 中沢康彦著 [経営に役立つ]
星野リゾートの星野社長は「教科書通りの経営」をしてきた。いろいろな施策を打ち出してきたが、それらはすべて経営学の理論に裏打ちされたものだったということだ。理論をつまみ食いしないで、100%教科書通りやってみるとあるが、実際はなかなか厳しい面もある。だからこそ、星野社長の徹底が際だつことになる。経営は戦略がどんなに良くても、結果は最後の徹底の度合いで決まる。理論武装した上で、徹底行動している姿はすばらしい。本書はその経営の教科書集とも読める。エッセンスも載せてあるが、そのつまみ食いだけではいかんですなあ、やはり。
教科書を経営に活かそう。
絶対浮力をものさしに。 [経営に役立つ]
立読みでうなる [経営に役立つ]
ひさびさに本屋さんでいろいろチェックできた。
本を選ぶ前に、本屋選びも大事だ。
いきつけもいいが、新宿、東京、有楽町それぞれの本屋めぐりも楽しい。
短い時間ながら、チェックできてうれしい。
大きい本屋だからと言って、良いわけではない。
それぞれの本屋さんの売りがよくわかる。
また来ている客層や表情を眺めるのも勉強になる。
なぜこの本をここに置くのか??
よく練られている本屋さんもある。さすがだなあ!とか。
問題は、ビジネスセンスを磨くことだ! (WAC BUNKO 121)
- 作者: 吉越 浩一郎
- 出版社/メーカー: ワック
- 発売日: 2010/04/03
- メディア: 新書
資格とスキルに頼りすぎるな。
優れた人物と場を共有する意義 [経営に役立つ]
今日はある社長と共にセミナーに参加した。
私より10歳くらい年上の社長だが、非常に勉強熱心で、学ぶことが多い。
今回のセミナーにおいても、おそらく全20名くらいの参加者の中で、この方が一番熱心だったのではないか。
私も能力はともなく、学ぶ気持ちでは劣りたくないので、一生懸命受講した。
ほかの参加者ははっきり言って、「会社の命令で」来させられた感じがありありだった気がする。そういうメンバーがいつもいるのは当たり前なのだが、優れた人物に同行したおかげで、たくさん学べたと思う。
自分はまったく能力も低く、やる気も持続しない人間だが、優れた人物と一緒にいるとこのようなこともある。
優れた人物を見つけ、ともに場を共有する時間を持とう、きっと自分を磨くきっかけになる。
アイデア脳を作る水平思考のすすめ方 仮説力を鍛えるラテラルシンキング
- 作者: 山下 貴史
- 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
- 発売日: 2010/03/21
- メディア: 単行本
見逃している、隠れた前提がないか、チェックしてみよう。
へいしゅうせんせえ 童門冬二著 [経営に役立つ]
雑誌に連載されていたときに、楽しみに読んでいました。厚い本ですが、文字が大きいので、思うほど分量はありません。しみじみ味わいつつ読むといいです。実はこの本は買いませんでした。連載時に一度読んだと言うこともありますが、良い本なので、(私が一度読んで死蔵するより)図書館に推薦して買ってもらおうと思っていました。幸い購入いただき、最初の読者になる栄を頂きました。できるだけ早くよんで、返却しました。気になった部分を参考までにアップします。
たとえどんなよい内容であっても、表現が難しければ一般には理解できない。
冷えた灰の中にも必ず火種はある。
治者は民の父母でなければならない。
学問はいま生きている人間の実際の用に立たなければ意味がない。
難しいことを難しくいってもダメ、硬い話を硬い表現で告げでももダメ。
異常状態に対応するためには、通常の能力ではとても太刀打ちできない。
異能は異常時に発揮する能力である。
異常時には通常時における能力以外に、異常時に活用できるような能力を発揮することが求められる。
現実生活に役立たないような学問は学問ではない。
体験話にウソをまじえたり、大げさな表現をとればきき手は必ず見抜く。
話を進めるごとに相手の納得を得なければならない。
相手がまだ完全に消化していないのに、次々と話を進めてしまえば相手はわからなくなる。
あらゆる壁をぶち破って、この改革を進めたい。
改革の動機は愛である。
藩主は水と米、重役は鍋と釜、薪や火は士農工商、うまい米をたくには鍋釜が重要である。
立派な鍋釜を鋳造するにはふいごが必要で、学校はふいごの役割を果たす。
ふいごの中で、最も大切なのは眼に見える部分ではなく、眼に見えない空間が大事である。
ふいごも、空間がなければ風を起こして、熱い火を生むことはできない。
山形県立米沢興譲館高校には細井平洲自筆の扁額が掲げられている。
鷹山が平洲を迎えた普門院の境内には3度目の訪問を記念する碑が建てられ、一字一涙と彫られている。
一家仁なれば一国仁に興り、一家譲なれば一国譲に興る。(大学)
なぜ危機に気づけなかったのか マイケル・A・ロベルト著 [経営に役立つ]
本書と決断の本質 プロセス志向の意思決定マネジメント (ウォートン経営戦略シリーズ) はセットで読むといいだろう。
ここ数ヶ月「決断の本質」をゆっくり読んでいたので、すごくよかった。
本書は危機を未然に防ぐためのスキルを7つ紹介している。多くの事例が提示され、わかりやすい。
一般社員ではなく、リーダーという立場にある人が未然に危機に気づくための本なので、経営者以外の人にはちょっと読みかえる必要があるだろう。
なぜ危機に気づけなかったのか ― 組織を救うリーダーの問題発見力
- 作者: マイケル・A・ロベルト
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2010/02/24
- メディア: 単行本
リーダーは自らの問題発見の能力を開発しなければならない。
先読み経営 佐藤肇著 [経営に役立つ]
日本経営合理化協会の本はどこの本屋さんにでもあるというわけではない。本当に大きい一部の本屋さんにあるだけだ。
しかもその本屋さんに行っても、ビニールシートにくるまれており、中を見ることができないのがほとんだ。
見ることのできる数少ないお店が有楽町駅前の三省堂書店だ。ここでは太っ腹?で珍しくシートに包まれておらず、読むことができる。
本書は15千円という高額のため、ネットでハイ注文というわけにはいかないので、時間のあるときに三省堂さんでチェックしてからと思っていた。
本書は経営実務に真剣に取り組みたいと思う社長には実に役に立つだろう。よんで終わりというモノではなく、実際に決算書や試算表を見ないとつかえない。5年後のBSを考えると言うことは、半端な先見力では到底できるはずもない。しかし、自社の未来を真剣に考えるならば、あらゆる時間をこのために当ててもいいのではないか。
本書を見るだけでは、なかなか5年後のBSは作れまい。顧問税理士先生の協力を得て、ぜひチャレンジすれば数字がわかり、逆説的に理念の重要性に気づく可能性も高い。
5年後のBSを作れるかどうかで、社長の実力がわかる。
「FREE」を知る [経営に役立つ]
雑誌とテレビでほぼ同時に特集がありました。
無料は特別な価格。
またNHKのクローズアップ現代(3月10日)でも。(超整理手帳の)野口先生がでていて、びっくり。
今回は週刊ダイヤモンドでの取材メモや参考文献のデータをダイヤモンドオンラインにて無料公開もあって、お勧めです。
「持続可能な未来へ」 ピーター・センゲ [経営に役立つ]
変革は弱いところ、小さいところ、遠いところから [経営に役立つ]
今日はある商工会さんのお招きをいただき、講演をさせていただきました。
割と年齢層も高いので、テーマ設定に迷いました。後継者問題などが本当は良いのでしょうけど、今回は上記のテーマで身近で見逃しているようなところに意外に事業、そして研究のタネがあるのではないかという提案をしました。
また実際にそれを行っている会社を数社あげて、説明をしました。感想では「わかっちゃいるけど、できないんだよ」というお話しもありました。確かにそれはそうだと思います。ですが、やはり信頼できる方などから違って目線でアドバイスを受けると実行できることもあります。
上記のタイトルは、尊敬する清水さんの本からのパクリです。私も変革はそういうところから始まると思っています。それは国も、地域も、会社も、そして個人レベルでもおなじだと思います。
自分の弱さを認めると、やさしくなれる、強くもなれる。
会社は「環境整備」で9割変わる! 矢島茂人著 [経営に役立つ]
経営の才覚 ノーム・ブロドスキー 英治出版 [経営に役立つ]
この本は素晴らしい。私にとっては今年で一番と言えるかもしれない。サラリーマンはイマイチかもしれないが、起業を考えている人には特に強く勧めたい。
帯にはかの有名なトム・ピーターズが推薦文を書いているが、誰だってそう思うかもしれない。
具体的かつ大局的なアドバイスはそうはないのだ。
私の友人に将来パン屋さんの開業をめざしている女性がいるが、彼女には本書を3度くらい読んだ方がいいと言いたいくらいだ。
たとえば次のようなアドバイスが役に立つ。
「100年前からのコンセプトで、時代とずれた業界で、ニッチな領域を押さえる。」・・・優れた古いコンセプトを見つけることだ。
情熱こそ、ビジネスをいかす力。